ateliers PENELOPE
ロゴ・ショップカード
VI・プランニング・アートディレクション・構成・デザイン
バッグや雑貨などを展開するブランド「ateliers PENELOPE – アトリエ ペネロープ」を運営する株式会社ペネロープ様より、 アパレルブランド「Bonjour biqui Bonjour」のリブランディングをご依頼いただきました。
ブランドの再構築に伴い、アートワークのリニューアルを一任いただき、 ブランドロゴをはじめ、下げ札、ネームタグ、ブランドショップカードなど、ブランドの世界観を形成する各種ツールの制作を担当しています。 視覚的な統一感を軸に、ブランドの個性や思想が一貫して伝わるコミュニケーション設計を行いました。
【ブランドロゴ】
アパレルブランド「Bonjour biqui Bonjour」が「ateliers PENELOPE」の1商品ラインとなることを踏まえ、ロゴのリニューアルを行いました。ペネロープが大切にしている素材やものづくり、ライフスタイルへのこだわりが際立ち、 ateliers PENELOPEのロゴと並列した際にも調和するバランスを重視。
単体としての個性とブランド全体としての統一感を両立させています。あわせて、時代に左右されない普遍性とデジタル環境での視認性も重視しました。
また、名称にもある「BIQUI」は、フランスの作曲家 エリック・サティ が恋人 シュザンヌ・ヴァラドン のために書いた歌曲に由来します。“Biqui”は彼女の愛称であり、約20年前にこの名で店をオープンした経緯もあり、原点回帰の意味を込めて、2019年に「Bonjour biqui Bonjour」としてウェアブランドを立ち上げました。
そうした思い入れの深い名称であることを踏まえ、サティとヴァラドンの交際期前後に誕生した書体「Akzidenz Grotesk」をベースに採用。歴史的背景へのささやかなリスペクトを込めつつ、ブランドらしさを強化するギミックを加えています。
【ブランドショップカード】
店頭配布用のショップカードは、これまでのショップカードの役割も踏まえつつ、よりブランドの魅力や商品ラインナップが直感的に伝わるツールへとアップデート。世界観を大切にしながら、初めて手に取る方にも「何を扱うブランドなのか」がひと目で伝わる構成へと再設計しました。 視認性と情報整理のバランスを意識し、店頭という限られた接点の中でもブランド理解が自然と深まるデザインにしています。
また、ブランドの特徴である「帆布」の素材感が伝わるよう、画像のセレクトからデザイントーン、余白の幅まで細部を検討。 光の当たり方や織り目の表情にも配慮した画像を採用することで、思わず触れたくなるような質感を視覚的に表現しました。
全3種展開とし、並べた際の統一感やコレクション性も意識。画像を差し替えることで更新可能なフォーマットを採用し、 今後の展開にも対応できる拡張性を備えています。単なる商品紹介にとどまらず、ものづくりの姿勢まで感じられるツールを目指しました。