ちいかわ×サンリオキャラクターズ Kiramekko / ちいかわ Kiramekko Teddy Bear
商品パッケージ
VI・アートディレクション・デザイン・イラスト
様々なキャラクターグッズを手掛ける株式会社グレイ・パーカー・サービス様からのご依頼で、アクセサリーぬいぐるみブランド「Kiramekko(きらめっこ)」のブランドローンチに伴うパッケージデザイン制作を担当しました。
「Kiramekko」は、キャラクターの“キラキラと輝く目”を特徴としたアクセサリーぬいぐるみブランドとして誕生しました。お気に入りのぬいぐるみやマスコットを身につけるトレンドを背景に、キャラクターをより身近に感じられる存在として日常に寄り添う商品を目指して開発されています。
第一弾商品として企画された「ちいかわ Kiramekko Teddy Bear」では、ブランドローンチ時のパッケージデザインとして、今後さまざまな人気IPでの展開を見据えたKiramekkoシリーズ全体のビジュアル指針となる表現設計が求められました。キャラクター表現や配色、構図などのビジュアル要素を整理し、シリーズとして展開可能なパッケージルールの基盤を整えています。
外箱は窓のない仕様とし、パッケージそのものがコレクションアイテムとして成立する佇まいを意識しました。正面にはキャラクターを大きく配置し、背景をシンプルに構成することで、ぬいぐるみの愛らしさをストレートに伝えるビジュアルを設計しています。複数の方向性を検証する中で、このミニマルな表現がブランドの印象を最も強く伝える案として採用され、以降のシリーズ商品にも踏襲される要素となっています。また、シリーズ商品が並んだ際にもブランドとしての視認性が生まれる構成にもなりました。
本件のために描き下ろしたキャラクターイラストでは、ぬいぐるみならではの柔らかな質感やふわふわとしたフォルムを表現しながらも、表情や顔のバランスは原作のイメージに準拠するよう細部まで調整を行いました。ぬいぐるみとしての愛らしさと、アクセサリーとして持ち歩きたくなる存在感の両立を目指しています。
またシリーズとしての展開を見据え、キャラクターや企画ごとに印象を変えられるカラー設計を採用しました。「ちいかわ Kiramekko Teddy Bear」ではテディベアの世界観に合わせた柔らかなピンクとブラウンを基調とし、続く第二弾「ちいかわ×サンリオキャラクターズ Kiramekko」では、サンリオキャラクターズの象徴的存在であるハローキティをモチーフにしたポップで鮮やかな赤とブルーの配色を用いることで、シリーズとしての統一感を保ちながら、それぞれのテーマ性が際立つビジュアルへと展開しています。
パッケージ表面には、ブランド名の由来でもある“きらめき”を視覚的に表現するためUVニス加工を施しました。光の当たり方によって繊細に輝く仕上げとすることで、商品が持つ特別感やギフト性を高めるデザインにしています。
キャラクターの魅力を活かしながら、ブランドとしての新しい表現を構築することで、新たなアクセサリーぬいぐるみブランドの立ち上げに寄与するプロジェクトとなりました。