小学館集英社プロダクション/monpoké
ブランドブック・ブランドサイト
アートディレクション・構成・デザイン・コピーライティング
ポケモン公式ベビーブランド「monpoké – モンポケ」のブランドブック制作とサイトリニューアルを行いました。わが子のためはもちろん、ギフト需要にも応える高品質なアイテム群が特徴のブランドです。
【ブランドブック】
これまでにも限定アイテムが付属したムック本などは展開されていたものの、主に既存ファンに向けた訴求が中心となっていました。ブランド誕生から数年を経たタイミングで、より広い層に向けてブランドの魅力を伝えるためのツールとして、認知拡大を目的としたブランドブックの制作をご相談いただきました。ブランドの核となる魅力や思想を整理し、より伝わりやすいかたちで引き出す点をご評価いただいたことも、今回のご依頼の背景にあります。
制作にあたっては、まずブランドのステートメントをリライト。やや説明的になっていた内容を、よりユーザーの目線に寄り添ったものへと再構成しました。ブランドコピーである「はじめまして、をあつめよう。」はそのままに、子どものさまざまな「はじめて」の瞬間に立ち会うという視点を軸に、ブランドへの愛着が自然と育まれるストーリーへと整理しています。
また、monpokéの持つ高い品質や、大人も手に取りたくなるようなデザイン性は、他のキャラクターブランドとの差別化ポイントでもあるため、誌面のデザインもシンプルで品のあるトーンに統一。年齢ごとにアイテムを整理したカタログ的なページ構成に加え、子どもといっしょに楽しめるシールと台紙のページを設けるなど、ブランドの世界観に触れながら理解を深められる一冊として仕上げています。
【webサイト リニューアル】
設立時に立ち上げたwebサイトのデザイン更新に伴い、ブランドサイトTOPページのリニューアルを行いました。従来のシンプルな構成から、よりmonpokéの世界観が伝わるサイトとなるよう、写真やキャラクターの見せ方だけでなく、コンテンツ全体の構成を見直しています。
ファーストビューでは印象的な丸窓のモチーフを用い、やわらかく親しみのあるトーンを演出。ページ上部には主要トピックをバナーとして更新できる設計を取り入れることで、情報発信の柔軟性を高めました。
また、複数のジャンルやメーカーにまたがる商品情報の見せ方を整理するとともに、えほんシリーズや動画など、これまで階層が深くなっていたコンテンツをTOPページ上で横断的に見せる構成とすることで、ブランド体験の入口としての分かりやすさを高めています。
ディレクターコメント
何よりもまず「ポケモンのベビーブランドである」という点を大切にしながら制作を行いました。ポケモンに触れて育った親世代が子どもをもつという文脈の中で、「ポケモンが好き」というポジティブな気持ちをそのまま受け継げるよう、赤ちゃん向けとしての安心感ややわらかさを意識したトーンにまとめています。
monpokéは、ポケモンの持つさまざまな要素の中でも「収集」という体験にフォーカスし、「はじめてのあんよ」「はじめてのともだち」といった”わが子のはじめて”を集めていくというストーリーが強みのブランドです。そうしたブランドの軸となるストーリーを整理し直しながら、より伝わりやすいかたちへと再構築していくことを意識しました。
ブランドとしての魅力はすでに確立されている一方で、やや説明的に伝わってしまっている印象もあったため、より自然に「好き」と感じてもらえる見え方を目指しています。特にブランドブックでは「はじめて」という体験にフォーカスすることで、情報として理解するのではなく、感覚的に共感できるストーリーへと再構成しました。
またサイトにおいても、単にコンテンツを整理するだけでなく、ブランドの世界観に触れながら回遊できるような流れを意識しています。
結果として、ブランドのやさしさや空気感がより自然に伝わる状態に整えられたのではないかと思います。本件を通じて、「親子で好きを共有できるブランド」というmonpokéの価値がより伝わるかたちとなった点についても、クライアントからご評価をいただいています。
ドットゼロが考えるパンフレットデザインの価値と制作実績
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担当クリエイティブディレクター Taku Nakamuraの経歴と視点