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装 丁
アートディレクション・デザイン

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【ポイント】

装丁は書籍の内容を表現する「顔」となるもの。それだけにその書籍の本質を表現する必要があります。特に重要なのがタイトルの入れ方。日本語の場合は、明朝体かゴシック体かで与える印象が大きく異なります。明朝体は実績内の「キャンベルの生物学」や「ウィーン警察官教育の法と命令」のように、誠実さや上品さ、高級感を与えます。また筆使いを感じるフォントなので、和のテイストや伝統を感じるものにも合います。一方、「世界一楽しい仕事をしよう! KPG METHOD」や「アジアに見るあの坐り方と低い腰掛」のように、ゴシック体は均等な太さで成り立っているため、安定感、力強さ、親近感やカジュアルな印象を与えます。また、明朝体は飾りがついている「セリフ体」、ゴシック体は飾りがついていない「サンセリフ体」とも言います。
どちらを書体を使用するのか、また組み合わせて使うのかでデザインの方向性を大きく左右します。また、同時に重要な要素となるのが文字の級数です。大きく入ると目立ちますが、背景に間を取り小さめに入れることで目を引く場合もあります。また、異なる級数の文字を組み合わせたり、斜めにデザインすることでタイトルに個性を持たせることも可能です。 次に重要なことは、画像やイラストの選定です。グラフィック要素をオリジナルで作成する場合もあれば、書籍の内容をあらわす画像を用いることもありますが、どの要素を使うにしても、タイトルや著者名、画像やイラストなどのデザイン要素を一冊の書籍として、個性を表現しながら纏めます。さらに装丁デザインは、書店に並べられた際に人に手に取ってもらうインパクトを兼ね備えることも重要となります。